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男性のインナードライ肌とは?ベタつくのに乾燥する原因

2026年8月14日

インナードライ肌の特徴、原因、スキンケア方法

50代 Tさん
50代 Tさん

顔はベタつくのに、洗顔後はつっぱる

40代 Nさん
40代 Nさん

額や鼻はテカるのに、頬はカサカサする

と感じていませんか。

このような肌状態は、一般的に『インナードライ肌』と呼ばれ、肌表面には皮脂が出ている一方で、角層の水分が不足している状態です。

男性は皮脂が多いイメージがあるため、ベタつきを落とそうとして洗顔を繰り返したり、保湿を省いたりしがちです。

しかし、間違ったケアを続けると、乾燥と皮脂のバランスがさらに崩れる可能性があります。

この記事では、男性のインナードライ肌の特徴や原因、脂性肌との見分け方、今日から始められるスキンケア方法を分かりやすく解説します。

1. 男性のインナードライ肌とは?

インナードライ肌を改善するには、まず「皮脂が多いから脂性肌」と決めつけないことが大切です。

肌の表面と角層では、異なる状態が起きている場合があります。

① 肌表面はベタつくのに角層の水分が不足している状態

インナードライ肌とは、肌表面には皮脂が出ているものの、角層の水分が不足している状態を指す言葉です。

見た目はテカっているため、本人は脂性肌だと思い込んでいることがあります。

しかし、洗顔後につっぱったり、頬や口元がカサついたりする場合は、乾燥が隠れている可能性があります。

「ベタつき」と「乾燥」が同時に現れることが、インナードライ肌の大きな特徴です。

② インナードライは正式な肌質名ではない

インナードライは、医療機関で使われる正式な病名や肌質分類ではありません。

化粧品業界などで、肌表面の皮脂が多い一方で水分が不足した状態を分かりやすく表現するために使われています。

そのため、自分だけで肌状態を断定するのではなく、赤みやかゆみ、湿疹、ニキビなどが続く場合は、皮膚科へ相談することも大切です。

③ 男性にも起こりやすい肌状態

男性は女性よりも皮脂が目立ちやすく、テカリを気にして洗浄力の強い洗顔料を選ぶ傾向があります。

さらに、毎日のひげ剃りや日焼け止め不足、保湿不足などが重なると、肌のうるおいを守る機能が低下しやすくなります。

特に40代以降は、若い頃と同じケアを続けていると、額や鼻はベタつくのに、頬や口元は乾燥するという状態が起こりやすくなります。

2. 男性のインナードライ肌に見られる特徴

インナードライ肌は、単純な乾燥肌とは見た目が異なります。

次のような特徴が複数当てはまる場合は、皮脂だけでなく乾燥にも目を向けてみましょう。

① 額や鼻はテカるのに頬や口元は乾燥する

額や鼻などのTゾーンには皮脂が多く、頬や口元はカサつくというように、顔の部位によって状態が異なることがあります。

顔全体を脂性肌向けの強い洗顔料で洗うと、乾燥しやすい頬や口元から必要なうるおいまで落としてしまう可能性があります。

② 洗顔後はつっぱるのに時間がたつとベタつく

洗顔直後は肌がつっぱるのに、昼頃になると額や鼻がテカってくる場合も、インナードライ肌でよく見られる特徴です。

洗顔後に肌がつっぱるのは、皮脂や汚れだけでなく、肌に必要なうるおいまで洗い流しているサインかもしれません。

③ 毛穴や肌のキメが目立ちやすい

角層の水分が不足すると、肌表面のキメが乱れ、毛穴が目立って見えることがあります。

毛穴が気になるからといって、スクラブ洗顔や毛穴パックを頻繁に使用すると、肌への負担が増える場合があるため注意が必要です。

④ 季節や時間帯によって肌状態が変わりやすい

朝は比較的落ち着いていても、午後になるとテカリが目立つことがあります。

また、夏は皮脂や汗でベタつき、冬は頬や口元が乾燥するなど、季節によって状態が変わる人もいます。

エアコンの効いた室内では、夏でも空気が乾燥しています。暑い季節だから保湿は必要ないと考えず、一年を通して肌状態に合ったケアを続けましょう。

3. 男性の肌がベタつくのに乾燥する原因

インナードライ肌は、ひとつの原因だけで起こるとは限りません。

洗顔やひげ剃り、紫外線、保湿不足など、毎日の習慣が重なっている可能性があります。

① 洗浄力の強い洗顔料を使っている

皮脂やテカリが気になる男性は、「さっぱり」「強力洗浄」と書かれた洗顔料を選びがちです。

しかし、洗浄力の強い洗顔料が必ずしも自分の肌に合うとは限らず、洗顔後につっぱりを感じる場合は、必要なうるおいまで洗い流している可能性があります。

洗顔後に頬や口元がつっぱる人は、保湿成分を配合したタイプや、乾燥肌・敏感肌向けの洗顔料を検討しましょう。

② 1日に何度も顔を洗っている

テカリを落とすために、朝・昼・夕方・入浴時と何度も洗顔している人もいます。

頻繁な洗顔は、肌に必要な皮脂まで落とし、乾燥を招く原因になります。一般的には、洗顔料を使う洗顔は朝と夜を基本にし、汗をかいたときは肌の状態を見ながら対応します。

皮脂が気になるときも、ゴシゴシこすらず、ティッシュなどで軽く押さえる程度にしましょう。

③ ベタつきを理由に保湿を省いている

「乳液を使うとベタつく」「男性に保湿は必要ない」と考え、洗顔後に何もつけない人もいます。

しかし、洗顔後の肌は水分が失われやすい状態です。化粧水で水分を補うだけでなく、乳液や保湿ジェル、クリームなどでうるおいを保つことが重要です。

ベタつきが苦手な人は、乳液を完全に省くのではなく、軽い使用感のジェルやオールインワンを少量から試してみましょう。

④ 熱いお湯やゴシゴシ洗いで負担をかけている

熱いお湯で顔を洗ったり、タオルで強くこすったりすると、肌に必要な皮脂やうるおいが失われやすくなります。

洗顔には熱すぎないぬるま湯を使い、洗顔料をしっかり泡立てて、泡を転がすように洗うことが基本です。

洗顔後は清潔なタオルを顔にそっと当て、水分を吸収させるように拭きましょう。

⑤ ひげ剃りによる刺激が重なっている

男性の肌は、毎日のひげ剃りによって繰り返し刺激を受けています。

刃を強く押し当てたり、何度も同じ場所を剃ったりすると、ひげと一緒に角層へ負担をかけ、乾燥やヒリつきにつながることがあります。

シェービング剤を使い、毛の流れに沿ってやさしく剃りましょう。剃った後は、刺激の少ない化粧水や乳液などで保湿することも大切です。

⑥ 紫外線やエアコンの影響を受けている

紫外線や乾燥した空気は、肌のうるおいを保つ機能に負担をかける要因です。

夏は汗や皮脂が増えるため乾燥に気づきにくいものの、屋外では紫外線、室内ではエアコンの影響を受けています。

朝の保湿後に日焼け止めを使い、長時間屋外で過ごす日は塗り直しも意識しましょう。

4. インナードライ肌と脂性肌の見分け方

『インナードライ肌』『脂性肌』は、どちらも肌表面に皮脂が目立つため、見分けにくいことがあります。

違いを知り、自分の肌状態に合ったケアを選びましょう。

① 洗顔後のつっぱりを確認する

洗顔後、何もつけずに数分過ごしたとき、頬や口元につっぱりやカサつきを感じる場合は、肌の水分が不足している可能性があります。

ただし、肌の状態を確かめるために長時間保湿せず放置する必要はありません。つっぱりを感じたら、早めに保湿しましょう。

② 顔の部位による違いを確認する

脂性肌は、顔全体に皮脂やベタつきが目立つ傾向があります。

一方、インナードライ肌は、額や鼻はテカるのに頬や口元は乾燥するなど、部位によって状態が分かれやすいことが特徴です。

③ 肌のゴワつきやキメも確認する

皮脂が出ているのに、肌がゴワゴワする、粉を吹く、細かい線が目立つという場合は、乾燥が隠れている可能性があります。

自己判断が難しい場合は、化粧品売り場などの肌測定を利用したり、皮膚科へ相談したりする方法もあります。

確認するポイントインナードライ肌の傾向脂性肌の傾向
洗顔後つっぱりや乾燥を感じやすいつっぱりが少なく皮脂が出やすい
肌表面テカリとカサつきが混在する顔全体がベタつきやすい
乾燥する部分頬・口元・目元など目立った乾燥が少ない
時間経過洗顔後は乾燥し、後からテカる洗顔後から皮脂が出やすい

5. 男性のインナードライ肌を整えるスキンケア方法

インナードライ肌のケアでは、皮脂をすべて取り除くのではなく、汚れをやさしく落として必要なうるおいを補うことが基本です。

① 洗顔は朝と夜を基本にする

洗顔料を使った洗顔は、基本的に朝と夜の1日2回を目安にします。

朝は睡眠中に出た皮脂や汗を落とし、夜は日焼け止めや汚れ、余分な皮脂を落とします。

洗顔料をしっかり泡立て、皮脂が多い額や鼻から洗い始めましょう。乾燥しやすい頬や口元は、泡を短時間のせる程度でも十分です。

② 洗顔後はすぐに化粧水をつける

洗顔後は肌の水分が失われやすいため、タオルで水分を拭き取ったら、できるだけ早く化粧水をつけます。

化粧水は手のひらに取り、顔全体を包み込むようになじませましょう。強くたたいたり、何度もこすったりする必要はありません。

アルコール成分の強い清涼感が刺激になる人は、乾燥肌・敏感肌向けの低刺激タイプを選ぶと使いやすくなります。

③ 乳液やジェルでうるおいを保つ

化粧水だけでは、時間とともに水分が蒸発しやすいため、乳液や保湿ジェルなどを重ねます。

ベタつきが気になる人は、顔全体に同じ量を塗る必要はありません。額や鼻は少なめにし、乾燥しやすい頬や口元にはやや丁寧になじませましょう。

軽い使用感の乳液やジェル、オイルフリータイプなど、自分が毎日続けやすいものを選ぶことが重要です。

④ 忙しい男性はオールインワンを活用する

化粧水と乳液を別々に使うのが面倒な場合は、オールインワンジェルを利用する方法もあります。

洗顔後に1品でケアできるため、スキンケア初心者でも習慣化しやすいことがメリットです。

ただし、オールインワンだけでは乾燥する場合は、頬や口元に乳液やクリームを重ねるなど、肌状態に合わせて調整しましょう。

⑤ 朝は日焼け止めまで使用する

朝は洗顔と保湿で終わらせず、最後に日焼け止めを使用します。

通勤や買い物などの短時間でも紫外線を浴びるため、外出する日は季節を問わず取り入れるのがおすすめです。

乾燥しやすい人は、保湿成分を配合した日焼け止めや、石けん・洗顔料で落としやすいタイプを選ぶと続けやすくなります。

6. インナードライ肌の男性が化粧品を選ぶポイント

高価な化粧品をそろえる必要はありません。刺激を感じにくく、毎日無理なく使えることを優先しましょう。

① 洗顔後につっぱりにくい洗顔料を選ぶ

洗顔料は、皮脂を落とす力だけでなく、洗顔後の肌状態を確認して選びます。

「乾燥肌向け」「敏感肌向け」「しっとりタイプ」などの表示を参考にし、洗顔後につっぱりにくいものを選びましょう。

メントール入りの強い清涼感やスクラブが刺激になる場合は、使用を控えることも検討してください。

② 保湿成分を確認する

化粧水や乳液を選ぶ際は、次のような保湿成分が配合されているか確認してみましょう。

成分の種類が多ければ必ず肌に合うというわけではありません。

初めて使う商品は少量から試し、赤みやヒリつきが出た場合は使用を中止しましょう。

③ ベタつきにくい使用感を選ぶ

保湿化粧品は、毎日続けられる使用感であることが重要です。

乳液の重さが苦手な人は、ジェルタイプやさっぱりした乳液を選びましょう。

逆に、頬や口元の乾燥が強い場合は、部分的にクリームを重ねる方法があります。

④ ノンコメドジェニックテスト済みも参考にする

ニキビができやすい人は、『ノンコメドジェニックテスト済み』と表示された商品もおすすめ。

ただし、すべての人にニキビができないことを保証する表示ではありません。

肌に合わない場合は使用を中止し、症状が続くときは皮膚科へ相談しましょう。

7. インナードライ肌対策でよくある失敗

肌のベタつきを早く改善しようとして、皮脂を取りすぎるケアを続けると逆効果になることがあります。

よくある失敗を確認しておきましょう。

① 皮脂を落とすために何度も洗顔する

テカリが気になるたびに洗顔料で洗うと、肌に必要なうるおいまで奪う可能性があります。

洗顔回数を増やすのではなく、朝と夜の洗顔方法や、使用している洗顔料を見直しましょう。

② 化粧水だけで保湿を終わらせる

化粧水をたっぷりつけても、それだけでは時間とともに水分が失われやすくなります。

乳液やジェルなどを重ね、補ったうるおいを保つことが大切で、ベタつく部分は少量、乾燥する部分はやや多めにするなど、塗る量を調整しましょう。

③ あぶら取り紙を頻繁に使う

あぶら取り紙を何度も使うと、必要な皮脂まで取りすぎる場合があります。

皮脂が気になるときは、ティッシュを肌へやさしく当て、浮いた皮脂だけを吸収する方法がおすすめです。

④ スクラブやピーリングを頻繁に行う

毛穴やゴワつきが気になるからといって、スクラブ洗顔やピーリングを頻繁に行うと、肌への刺激が増えることがあります。

まずは、やさしい洗顔と保湿を続けて肌状態を整えましょう。刺激を感じるケアは無理に続けないことが大切です。

8. 男性のインナードライ肌に関するよくある質問

ここでは、男性のインナードライ肌について、よくある疑問に回答します。

① インナードライ肌は洗顔しないほうがよいですか?

洗顔を完全にやめる必要はありません。

余分な皮脂や汗、日焼け止めなどを落とすために洗顔は必要です。

ただし、何度も洗ったり、強くこすったりするのは避け、朝と夜を基本に、肌に合った洗顔料でやさしく洗ってください。

② ベタつく肌にも乳液は必要ですか?

洗顔後につっぱりや乾燥を感じる場合は、乳液や保湿ジェルを使用するのがおすすめ。

顔全体に厚く塗る必要はありません。額や鼻は少なめ、頬や口元はやや多めにするなど、部位によって量を調整しましょう。

③ インナードライ肌にオールインワンは使えますか?

オールインワンも使用できます。

忙しい男性やスキンケア初心者にとって、毎日続けやすいことがメリットです。

使用後も乾燥する場合は、頬や口元に乳液やクリームを重ねて調整しましょう。

④ インナードライ肌はどれくらいで改善しますか?

肌状態や生活環境には個人差があるため、改善までの期間を一概に決めることはできません。

数日で判断せず、洗いすぎを避けること、洗顔後に保湿すること、日焼け止めを使うことを毎日続けましょう。

⑤ 皮膚科を受診したほうがよい症状はありますか?

強い赤み、かゆみ、痛み、湿疹、皮むけ、繰り返すニキビなどがある場合は、自己流のケアを続けず皮膚科へ相談しましょう。

化粧品を使うたびにヒリつく場合や、スキンケアを見直しても症状が改善しない場合も、早めの受診をおすすめします。

9. まとめ|ベタつく男性肌にも保湿は必要

男性の『インナードライ肌』は、肌表面に皮脂が出ている一方で、角層の水分が不足している状態です。

額や鼻がテカるからといって、必ずしも脂性肌とは限りません。

洗顔後につっぱる、頬や口元がカサつく、時間がたつとベタつく場合は、乾燥が隠れている可能性があります。

皮脂を落とすことばかり考えず、洗いすぎを避け、洗顔後は化粧水と乳液、またはオールインワンなどで保湿しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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